DELF B1 レッスン2 : ドラマについて話す
マリーとクリストフは引っ越しを終えて、リビングのテレビの前で、新居最初の夜を過ごしています。
Marie et Christophe ont fini d’emménager et ils passent leur première vraie soirée dans le salon, devant la télé.
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会話文
Christophe :
Cool, le sofa est nickel ici !
Marie :
N’est-ce pas ! Bon, on regarde quoi ?
Christophe :
Alors, hier j’ai un peu cherché sur Netflix, où il y a pas mal de bonnes séries. Je te propose la série Lupin. J’avais lu les romans avant et je pense que ça vaut le coup.
Marie :
Ah oui, c’est la série dont Omar Sy est le personnage principal, non ?
Christophe :
Ouais, et c’est très populaire à l’étranger aussi !
Marie :
Oui, je crois que les Japonais en ont fait un dessin animé. Mais ça raconte quoi exactement ?
Christophe :
C’est l’histoire d’un garçon qui veut se venger d’une famille qui a accusé à tort son père. Du coup, il s’inspire d’Arsène Lupin pour voler un collier.
Marie :
Ok, c’est parti !
クリストフ:
いいね、このソファここで完璧!
マリー:
でしょう!さて、何見る?
クリストフ:
昨日ちょっとネットフリックスで探してみたんだ。良さそうなドラマが結構あってさ。ルパンってドラマはどうかな。前に小説は読んだんだけど、これは見る価値があると思うな。
マリー:
あ、オマール・シーが主演しているドラマじゃない?
クリストフ:
そうそう、海外でもすごく人気なんだよ!
マリー:
うん、日本人はこれでアニメも作ったんじゃなかったかな。でもこれ、なんの話なの?
クリストフ:
不正に父親を陥れた家族に、復讐しようとする話なんだ。彼はネックレスを盗むのを、アルセーヌ・ルパンから思いつくんだ。
マリー:
オッケー、始めよう!
単語と表現
※表は横にスクロールできます。
nickel | (形)完全な |
Ça vaut le coup | それだけの価値がある |
une série | (名)ドラマ |
le personnage principal | (名)主人公 |
raconter | (動)話す |
se venger | (動)復讐する |
accuser à tort | 不正に罪に問う |
s’inspirer de | ~から思いつく |
今日のポイント
大過去
大過去は、複合過去よりも前に起きた動作について説明したい時に使います。
2つ目の動作の準備のようなかたちで、使われていることが多いです。
作り方:avoir か êtreの半過去形 + 動詞の完了形
例:
Hier, j’ai cherché sur Netflix. J’avais lu les romans avant.
昨日、ネットフリックスで探した。その前に、小説を読んでいた。
J’étais allé à l’office du tourisme et après j’ai voyagé.
旅行会社に行って、そのあと旅行した。
関係詞“où”
この関係詞は、共通の場所・期間について話している2つの文章を1つに合わせる時に使います。
2つ目の動詞には、場所を示す前置詞(à, dans, en, sur,…)がくっついているはずです。
例:
J’aime Netflix. Il y a pas mal de bonnes séries sur Netflix.
ネットフリックスが好きです。ネットフリックスには、良さそうなドラマが結構あります。
J’aime Netflix où il y a pas mal de bonnes séries.
良さそうなドラマが結構あるネットフリックスが好きです。
Je regarde ce restaurant. Tu vas souvent à ce restaurant.
このレストランを見ているんだ。君はこのレストランによく行くよね。
Je regarde ce restaurant où tu vas souvent.
君がよく行くレストランを見ているんだ。
関係詞“dont”
この関係詞も、2つの文章を1つにする役割があります。
二つ目に出てくる動詞や名詞に、前置詞“de”がくっついていると、使うことができます。
例(動詞+de):
Mon ami est espagnol. Je t’ai parlé de cet ami.
私の友達はスペイン人。この友達について君に話したよね。
Mon ami dont je t’ai parlé est espagnol.
私が君に話した友達は、スペイン人なんだ。
例(名詞+de):
J’ai un ami. La mère de cet ami est célèbre.
一人友達がいる。その友達のお母さんは有名だ。
J’ai un ami dont la mère est célèbre.
私には、お母さんが有名な友達が一人いる。
Bonjour !
今日もフランス語学習、お疲れさまでした。
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Bonne journée !
・クイズ1の選択文について、質問します。
2番目の文↓が正しくないのは、visterには前置詞が不要だからですか?
C’est un musée où je visite souvent.
・関係代名詞の詳しい説明への案内リンク”詳細はこちら”をクリックすると、発音レッスンへ飛んでいくようです。
確認いただければ幸いです。
ご質問いただきありがとうございます!
① ”C’est un musée où je visite souvent.”が正しくないのはなぜ?
関係詞が使われるのは、二つの文章を一つにするときですよね。
なかでも”où”が使われるのは、元の文章に、場所を示す前置詞(à, dans, en, sur,…)がなければいけません。
ここで、元の文章を想像してみましょう。
C’est un musée. Je visite souvent ce musée.
二つ目の文章に前置詞はありませんので、関係詞”où”は使えません。
正しくは、C’est un musée que je visite souvent.となります。
【おまけの文法解説】
もし、動詞allerが使われている文章だと、どうなるでしょうか?
C’est un musée. Je vais souvent à ce musée.
二つ目の文章では、前置詞”à”が使われていますね。
このため、一つの文章にするときは”où”を使います。
C’est un musée où je vais souvent.
② リンクエラーについて
ご報告いただきありがとうございました!
確認し、該当箇所を修正いたしました。