DELF B1 レッスン7 : 友人との電話

DELF B1 レッスン7

クリストフは、友達の二コラと電話しています。
マリーは、近くでその会話を聞いています。

Christophe est au téléphone avec son ami Nicolas.
Marie écoute la conversation à côté.

*ページの一番下にあるコメント欄で質問ができます。
もし何か分からないことがあれば、遠慮なくコメントしてくださいね。

Christophe :
Hmm… Ah ok pas de souci, je comprends. À plus !

Marie :
Alors ? Qu’est-ce qu’il a dit ?

Christophe :
Il a dit qu’il pourrait pas venir au ciné demain.

Marie :
Ah mince… Tu lui as demandé s’il voulait changer la date ?

Christophe :
Oui oui mais il m’a répondu qu’il avait eu beaucoup de boulot ces derniers jours et qu’il préférait se reposer. J’ai essayé d’insister mais il a continué à refuser…

Marie :
Bon, tant pis. Mais il faudrait qu’un collègue l’aide à finir son travail, non ?

Christophe :
Ben en fait ses collègues ont commencé à quitter la boîte. Ils ont répété que c’était trop dur de continuer dans ces conditions.

Marie :
Aïe… La situation ne doit pas être facile à gérer.

Christophe :
C’est aussi mon avis. On pourra l’inviter à prendre un verre à l’occasion.

クリストフ:
ああ…オッケー、そっかそっか気にしないで、了解。またね!

マリー:
それで?二コラはなんて言ってた?

クリストフ:
二コラは明日の映画には来られないって言ってた。

マリー:
えー、残念…。日にち変えたいかどうか聞いてみた?

クリストフ:
うんうん、でも最近たくさん仕事を持ってるらしくてさ、ちょっと休みたいんだって。結構強く推そうとしたけど、断られちゃったなあ…。

マリー:
あら、そしたらしょうがないね。でも同僚が彼の仕事を手伝うべきじゃない?

クリストフ:
いやそれがね、彼の同僚たちはみんな会社を辞めだしているんだよ。みんなこんな条件でやっていくのはツラいって繰り返してたな。

マリー:
あちゃー…。そう簡単に解決できる状況じゃないってことか。

クリストフ:
そういうこと。機会があれば、二コラに一杯おごってあげよう。

単語と表現

※表は横にスクロールできます。

un souci (名)心配
À plus またね
un ciné (名)映画、映画館
Mince しまった、ちぇっ
le boulot (名)仕事
Tant pis しかたない
Ben さて、えっと
la boite (名)会社
gérer (動)対処する
un avis (名)意見
prendre un verre 一杯飲む
à l’occasion 機会があれば、時がきたら

今日のポイント

伝聞の過去形

誰かが言っていたことを他の誰かに伝えるとき(伝聞)、時制を一致させる必要があります。
この時制の一致のルールについては、レッスン3で学習しましたよね。

伝聞で使う動詞には、こんなものがあります。

伝聞で使う動詞
dire 言う
répéter 繰り返す
annoncer 発表する
demander 頼む
répondre 答える
expliquer 説明する
préciser 指定する
souligner 強調する
insister 主張する

例:

Il dit qu’il ne pourra pas venir demain.
彼は、明日来られないだろうと言っている。

Il a dit qu’il ne pourrait pas venir demain.
彼は、明日来られないだろうと言っていた。

Tu lui demandes s’il veut changer la date ?
日にちを変えたいかどうか彼に聞いてる?

Tu lui as demandé s’il voulait changer la date ?
日にちを変えたいかどうか彼に聞いた?

Il me répond qu’il a eu beaucoup de boulot.
彼は、たくさん仕事があるんだと私に答えている。

Il m’a répondu qu’il avait eu beaucoup de boulot.
彼は、たくさん仕事があるんだと私に答えた。

前置詞à/de + 不定詞

「前置詞à/de + 不定詞」の形は、前に動詞や形容詞、または名詞を伴ってよく使われます。

このとき、その都度“à”と“de”のどちらか適切な方を選ぶ必要があるのですが、残念ながらこれには明確なルールがありません。

しかし、下記の例をみると、少し法則が見えてきます。
ある行為のはじまりをあらわす動詞では“à”が使われるのに対し、行為の終わりをあらわす動詞では“de”が一緒に使われます。

「動詞+前置詞+不定詞」の例 :
essayer de
finir de
commencer à
continuer à
aider quelqu’un à
inviter quelqu’un à

形容詞を伴うときは、“de”が使われることが多いです。

「形容詞+前置詞+不定詞」の例 :
content de
dur de
facile à
prêt à

名詞を伴うときも、“de”が使われることが多いです。

「名詞+前置詞+不定詞」の例 :
avoir besoin de
avoir envie de
avoir du mal à
avoir quelque chose à

ミニクイズ

/
二コラはいまどんな状況ですか?
次から正しい選択肢を選んでください。
次から間違っている文章を選んでください。
答えを確認する

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